2012-08-10 Fri
昨日のブログでもお伝えしましたが、香港での日本製粉ミルク製品のパニック的報道は
まだ続いています。
下に掲載した今日の香港の新聞によれば
* 昨日の時点で59人の乳児を持つ母親が、10箇所の病院で
赤ちゃんの血液検査などの検診予約に訪れたらしい。
* 昨日の時点で2,389件もの電話相談が当局のホットラインに
殺到したらしい。
* 粉ミルク製品成分表示の法制度の制定をできる限り早い段階で
実施するらしい。
なんとも、おかしな話である。
森永乳業および和光堂は突然ヨウ素(ヨード)の成分比率を減らした
訳ではなく、ずっと同じ比率で製造販売しているのに、
なぜ突然香港政府はあわてたように、このニュースを報道したたのだろうか?
そして、森永乳業の広報によれば、森永乳業は香港に粉ミルクを
輸出した事実は無いとのことである。
つまりは、香港で販売されている森永乳業の粉ミルクは
個人輸入とか並行輸入の形で香港で販売されていたのであって、
そうなると、森永乳業にはなんら落ち度はないことになり、
あたかも日本の粉ミルク製品に欠陥があるような報道は事実と
異なっているな、、、と感じちゃいます。
冷静に報道をお願いします!
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